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『てつがくを着て、まちを歩こう』著:鷲田清一
著:鷲田清一
刊:ちくま学芸文庫
定価:950円+税
軽やかなコラム集
「モードの迷宮」とは打って変わって、やわらかなコラムが続きます。
それもそのはず? 伊勢丹のマンスリーアイプレスや朝日新聞、リビングデザインセンターのLIVING DESIGN、毎日新聞、日本経済新聞などに掲載されたコラムを、配列しなおして本に仕上げたものだそうです。(あとがき参照)
文庫化される前、もとになった書籍は2000年4月の刊行と、「モードの迷宮」(1989年4月)よりは新しいのですが、それでも10年前のファッション考。
出てくる具体的なアイテムや流行りのコーディネイトなどは当時のものですから、古さは感じます。
しかし、このところのファッション/モードの流れについて、大きな変化はないと言えそうですから、恒常的な感覚としては現在にまで通じています。
複数の媒体に発表されたもののため、一部似たような論調のコラムもありますが、それは鷲田氏のファッション/モードに対する一貫性でもありますね。
「哲学」ではなく、「街」でも「町」でもない。
そんな気軽さで読める、でもちょっとだけ骨のあるファッションコラム集です。
『てつがくを着て、まちを歩こう』著:鷲田清一(2010.07.02)
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