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[モードの極意]54:アクセサリーは香辛料?
No.54:アクセサリーは香辛料?
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以前に、自分の好きな服装があったら、それをまねて「○○風」として
取り入れてみるのも良いですねというお話をしました。今日は、いわば
その逆です。
『どんな服を選んでも、あなたになってしまう!』という方法。
それは
『自分の好きなアクセサリーを身に着ける』ということです。
パリやニューヨーク、ロンドン、もちろん東京でもよいのですが、いく
つかコレクション特集を見てみてください。たいていのブランドでは、
ジュエリー・アクセサリー類を着けていないのが普通です。
着けているときは、服と同化していると言える程度にまで、そのアクセ
サリーを着ける必然性が感じられる場合や、デザイナーのオリジナリティ
がそのアクセサリーに反映されている場合だけでしょう。
なぜって、それ以外はビジネスとして、ジュエリー・ブランド=宝飾屋
さんのお仕事の範疇(はんちゅう)だから。
ですから、バッグも制作しているメゾンでは、バッグはたくさん登場し
ます。
さて、話を少し戻しましょう。たいていのブランドではコレクションに、
ジュエリーやアクセサリーを登場させません。それはそのほうが、服の
世界観をブレさせずに、統一性を保って提示できるからでもあります。
逆に言えば、ジュエリーやアクセサリーを身に着けてしまうと、それだ
け個性化=個々人らしさにつながってしまうのです。
コレクション写真のモデルが、たとえばダイヤのプチネックレスを着け
ているとして、改めて眺めてみてください。とたんに身近な様子に変わ
りませんか?
コレクションとは、作る側のメゾンも買う側の顧客たちも、最後には各
自のジュエリー・アクセサリー類を着けることで、コーディネイトの総
仕上げをするということがわかっているのです。
各種の雑誌に載っている、欧州のしかるべき女性たちを見てください。
彼女らは、必ずアクセサリー類を身に着けているはずです。
ジュエリー・アクセサリー類が伝統的に根付いているということでもあ
りますが、それが身だしなみであり、個性化でもあることを知っている
からです。だからこそ、着けないという場合においては、日本人以上に
意思の力が働いていると想像できます。
個性化とは『自分の好きなアクセサリーを身に着ける』ということ。
なんだ、そんな簡単なことか、とおもいましたか?
胡椒、五香粉、七味唐辛子、山椒、etc 。同じ塩味でも、使われている
スパイスによって味わいはずいぶんと変わりますから。
ね。そう、意外と難しくないとおもうのです。
もちろん、何を買うかはとっても悩んだりするのですが。(笑)
(No.54:アクセサリーは香辛料? ~終)
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