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『エル・ブリの一日』
エル・ブリの
一日
アイデア
創作メソッド
創造性の秘密
フェラン・アドリア
刊:ファイドン
著:フェラン・アドリア / ジュリ・ソレル / アルベルト・アドリア
定価:6,000円
エル・ブリの一日がわかる
A Day at elBulli
世界でもっとも有名なレストラン「エル・ブリ」の一日を、ドキュメンタリーのように撮りつづった写真集。
全528ページを使って、朝6時05分から翌朝午前2時00分までの、同レストランでの仕事ぶりを追っています。
本書のページをめくる行為は、5分ごとにレストランでの時間を追っていくこと。各ページの写真は時間の経過にしたがって配されています。
また、随所に挟み込まれたB5サイズの単色刷りページでは、本書タイトルにもなっている「アイデア、創作メソッド、創造性の秘密」にせまるべく、種々の解説がなされています。写真だけで退屈ということはありません。
まるで、ビデオカメラのダイジェストのように、各シーンを見てとれる『エル・ブリの一日』。
もちろん、その日の各メニューの写真とレシピも収録されています。
エル・ブリ、フェラン・アドリアが気になるという人には、まさにおすすめの一冊。
※A4サイズ、厚さ:約6cm、重量:3kg弱!
世界が注視する料理人:フェラン・アドリア
世界が注目しているレストラン:エル・ブリ
年間で半年(4月~9月)、しかもディナータイムしか営業していないスペインのレストラン。それが「エル・ブリ(エル・ブジ)」です。
場所はスペインの北東部、フランスとの国境に近いジローナ県ロサス(ロセス)の静かな入り江、モンジョイにあります。
世界の頂点とも言われ、一流の料理人からも注目されているのは、あのミシュランで三ツ星を持っているからでもありますが、それは何と言っても供される料理の創造性でしょう。
それらを作り/創り出すのがシェフ:フェラン・アドリア。
「どんな味がするのかを言葉にするのは、 最も難しいことのひとつだ。」
※午後3時10分、作業の見直し:エル・ブリの一日 134ページ
「革新的なことをするのは、10年前より今の方がはるかに難しい。」
※午後4時55分、創作セッションは続く:エル・ブリの一日 174ページ
※午後6時45分、注文票の確認:エル・ブリの一日 236ページ
※午後6時55分、ハーブは見た目のためだけではない:エル・ブリの一日 244ページ
まるで化学実験のように液体窒素を用いたり、デコンストラクション(脱構築)などと言う建築・哲学用語が飛び交うレストラン:エル・ブリ。
『創造性とは模倣しないこと』(ジャック・マクシマン)を追求するフェラン・アドリアは、果たしてどこまで進んで行くのでしょうか。
動くフェラン・アドリア
※刊行元:ファイドン社の紹介ムービー
※本書のプロモーション@ニューヨーク
※フェラン・アドリア@Google グーグル!
追記:2010年1月28日
一昨日発表になったエル・ブリ休店のニュース。
創作に相当のエネルギーが必要なのはもちろん、大変なプレッシャーがあったのでしょう。
休息は大切です。
2年後の新しい世界に期待しましょう!
たとえば、AFP BB News ではこちら。
・『「世界一のレストラン」、シェフ疲労のため一時休業へ スペイン』
→ http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2687315/5241445
『エル・ブリの一日』(2009.08.29)
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