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[モードの極意]23:プロとアマ。
No.23:プロとアマ。
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プロフェッショナル:玄人とアマチュア:素人。
昨今では、その差は実質的に、あまりないのではないか?
たとえば、下手なプロより上手なアマ。
そうおもってみることは、
どちらの立場であっても有効なのではないか、
と考えているのです。
それで対価をいただいているかどうかは、もちろん大きいでしょうし、
心構えと言うか、取り組みの姿勢などにも
相当な相違があるかも知れません。
けれども、一つの物事をどのように成り立たせているのかという質、
クオリティを表する尺度としては、
プロであるかアマであるかは関係ないようにおもえます。
カラーコーディネーターやインテリアコーディネーター、販売士など、
ファッションに関連した資格というものも数多くありますが、
それはあくまで所定の資格試験に合格したというだけのもの。
専門的な勉強をする学校を出たからと言って、
現場でうまく活用できる技術が身についているとは限らない。
そんなことに似てはいませんか?
わたしはこの人に、何をして差し上げられるのか。
わたしはあなたに、何をしてもらいたいのか。
それらがぴったりと決まるためには、
資格やプロとアマの区別は、
必ずしも必要ではない。
特にファッション。
その多くが、個人的な感覚という点において発動しています。
気のせい、と言ってもいいくらいなもの。
ひとつひとつは大層なことがないように見えて、
自分がやってみると意外と難しいようなこと。
そして、その差はわずかでも、
それを相互に楽しめることがおもしろいのではないでしょうか。
プロフェッショナルに対しては、アマチュアの謙虚さで。
アマチュアに対しては、プロフェッショナルの気骨を以(も)って。
そんな風に自在な振る舞いができることは、
ファッショナブルな感性のひとつなのではないかとおもうのです。
┌───────────────────────────────┘
(No.23:プロとアマ。~終)
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