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ゴールドベルク変奏曲

昨年の春(2007年3月)、すみだトリフォニー大ホールを超満員にしたピアニスト:セルゲイ・シェプキンのCDが発売に!
ゴルトベルク変奏曲 関連画像※拡大

右上・CD『ゴルトベルク変奏曲』ピアノ:セルゲイ・シェプキン 1995年録音

右下・オリジナルブックレット(グレン・グールド:80枚CDセット限定ボックス・輸入盤)
左下・CD『BACH:THE GOLDBERG VARIATIONS』ピアノ:グレン・グールド 1955年モノラル録音(同上)
左上・CD『BACH:THE GOLDBERG VARIATIONS』ピアノ:グレン・グールド 1981年デジタル録音(同上)
中央・LD『グレン・グールド・コレクションII』(ゴールドベルク変奏曲含む)


セルゲイ・シェプキン氏本人による実際のアリア演奏

・e+MOVIE[動画] クラシック音楽:
 「セルゲイ・シェプキン(p)氏より独占映像到着!メッセージと後半にはピアノ演奏も。」(2007-02-23)
 ⇒ http://mv-classic.eplus2.jp/article/42562148.html


「伝説から解き放たれた最初のゴールトベルクか?」

そんな評判を得たCD『ゴルトベルク変奏曲』(ピアノ:セルゲイ・シェプキン)が先頃2008年2月20日、ライナーノート(セルゲイ・シェプキンへのインタビュー)の日本語訳と小沼純一氏による解説をともなった形で輸入発売されました。


聴いてみると確かに、新鮮に響きます。「普通のピアノはこんな風だろうな」と。

それは決して、けなしているわけではありません。たぶん、それほどまでに影響力のある演奏がなされてしまっていたということでしょう。


果たして明るく楽しいピアノ、そしてそれがゴールドベルク(演奏曲)であるという驚きとともに。




ゴールドベルク演奏曲がこれほどまでに語られる理由

それは、カナダ人ピアニスト:グレン・グールドによる衝撃的なデビュー作として記憶されているからでしょう。

素早く軽快なスタッカートで演じられるバッハは、まさに異次元の体験だったのではないでしょうか。

CD『BACH:THE GOLDBERG VARIATIONS』
ピアノ:グレン・グールド 1955年モノラル録音




再び録音されたゴールドベルク

前述のグレン・グールドは、まだやり残したことがある、再録音の余地があると言って、デビュー時に録音された衝撃の「ゴールドベルク変奏曲」に対して、当時の最新デジタル録音をもって、1981年に再び挑戦しました。

そこには、マニアでなくとも、聴き比べる価値のある対比があります。


しかし、その時、翌年に亡くなってしまうことを誰が予想しえたでしょうか。


ちなみにファッション雑誌「Numero(ヌメロ)」2007年8月号、ミュージシャンのテイ・トウワ氏が選ぶベストアルバム9枚の中で、このCDを挙げています。『~、人に薦めてもらっていろいろ聴いたんだけど、これは最近とても気に入っている。だまされたと思って聴いてみてください。』

CD『BACH:THE GOLDBERG VARIATIONS』
ピアノ:グレン・グールド 1981年デジタル録音




やっと発売された日本版DVDゴールドベルク

バッハが作曲した本曲は、正式には「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」と名指されています。この難易度の高い曲をさらに1段鍵盤であるピアノで演奏するときには、さまざまに両手が交差することは必至。目の当たりにすると、その演奏技術・技巧に驚くでしょう。

日本版としてはVHSビデオテープやLD(レーザーディスク)でしか観られなかったグールドによるゴールドベルクの演奏が、昨年(2007年)11月にDVDとしてやっと発売されました。

DVD『BACH:THE GOLDBERG VARIATIONS』
出演:ピアノ:グレン・グールド 1981年収録




グレン・グールド関連書籍
グレン・グールド関連書籍※拡大

まずは、ユリイカ 詩と批評 1995年1月 増頁特集 グレン・グールド

古いため、手に入りにくいかも知れません。
古書店や古本市、古本フェアなどで見かけたら手に取ってみてください。


次は、『グレン・グールド 孤独のアリア』

著:ミシェル・シュネデール 訳:千葉文夫 刊:筑摩書房(1991&1995)

少し古い本ですが、フランスで1989年のフェミナ・ヴァカレスコ Prix Femina Vacaresco 賞を受賞したノンフィクション。伝記というよりはむしろ、散文詩的グールド論。文庫にもなっています。


・ハードカバー↓


・文庫↓


3冊目は、『晩年のスタイル』

著:エドワード・W・サイード 訳:大橋洋一 刊:岩波書店(2007)

『オリエンタリズム』をはじめとする著作はもちろんのこと、最近の映画「エドワード・サイード OUT OF PLACE」でも有名な世界的思想家、行動家、知識人であるサイードの遺著とも言える本です。

アドルノが用いた語、「晩年のスタイル」。

それらの言説から導かれて、また、それらとともに歩むように展開されていくのは、サイードによる「晩年性 Lateness (レイトネス)」を巡る複数の論考です。

本書内ではベートーヴェン、シュトラウス、モーツァルト、ジュネ、ヴィスコンティなどを取り上げています。

そして終章の前、「第6章 知識人としてのヴィルトゥオーソ」ではグレン・グールドを語っています。

興味があればいかがでしょうか。


【目次】

 まえがき(マリアム・C・サイード)
 序(マイケル・ウッド)

 第1章 時宜を得ていることと遅延していること
 第2章 18世紀への回帰
 第3章 限界にたつ『コシ・ファン・トゥッテ』
 第4章 ジャン・ジュネについて
 第5章 消えやらぬ古き秩序
 第6章 知識人としてのヴィルトゥオーソ
 第7章 晩年のスタイル瞥見

  原注
  訳注
  訳者あとがき
  人名索引




参考

・『エドワード・サイード OUT OF PLACE ~Memories of Edward Said~』映画公式サイト
 ⇒ http://www.cine.co.jp/said/




追記:2008年4月下旬

NHKのテレビ番組でゴールドベルク変奏曲が取り上げられていました。
専門的な内容ではありませんが、なかなかにおもしろい番組でした。

残念ながら、現在のところでは再放送の予定はないようです。

「上司に殺される!」と探偵事務所に駆け込んできたサラリーマン。夜も眠れず悩む彼に上司が勧めた曲は、バッハの「ゴールトベルク変奏曲」だった。不眠症の伯爵のために作ったという逸話さえある曲なのに、聴いてみるとますます眠れなくなるという。聴く者の想像力をかきたてる不思議な名曲。そこにはバッハが潜ませた“秘密の暗号”があった。名曲探偵アマデウスによる謎解きが始まる。

・「NHK クラシックミステリー 名曲探偵アマデウス | 事件ファイル#3」
 ⇒ http://www.nhk.or.jp/amadeus/quest/03.html





追加情報

ザ・グレン・グールド・コレクション 6DVD-BOX
THE GULENN GOULD COLLECTION 6DVD-BOX

『20世紀の“伝説”グールドの映像集大成が、遂に世界初DVD化!』

1992年発売のLD-BOX(レーザーディスク・ボックス)のDVD化です。

 日本独自企画・完全生産限定盤
 特製解説書(白黒印刷・全108ページ:表紙含む)付

 発売:2008年12月24日(水)
 定価:30,000円(税込)
 総時間:629分(日本語字幕付)

 企画監修:宮澤淳一
 解説:吉田秀和、宮澤淳一、ブリューノ・モンサンジョン 他




追加情報:2010年12月10日

バッハ:ゴールドベルク変奏曲
グレン・グールド | 形式: MP3 ダウンロード


先日からアマゾンで音源:「MP3ダウンロード」の販売が始まりました!


その中に、グレン・グールドによる1955年録音の「ゴールドベルク変奏曲」があります。

「CD店には在庫がないが、すぐ欲しい。」

「CDよりも手軽に買いたい。」

「近くに中古CD店がない。」

等々といった方には朗報ですね。買ってすぐ聴けます。よろしければ。


『グレン・グールドは語る』 宮澤淳一:訳 ちくま学芸文庫

好評を得ていた原著を翻訳した「グレン・グールドとの対話」晶文社(1990年刊行)の新訳版です。


原書にはない関連写真を併載。小見出しや索引、巻末付録に日本における現在のディスコグラフィーも追加されています。

気になる人は、ぜひこの機会に。


ゴールドベルク変奏曲(2008.03.03)
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