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ファッション色彩能力検定
ファッション色彩能力検定試験スタート

色彩(カラー)に関する主な資格の第4番目として、『ファッション色彩能力検定』が2006年秋から始まります。
・財団法人日本ファッション教育振興協会:主催者公式ページ
→ http://www.fashion-edu.jp/cl/cl.html
色々ある色の検定試験
既存の主な検定試験は、ファッション色彩能力検定を加えて、以下の4つとなりました。(2006年秋の時点)
1.「色彩検定(R)」
(正式名称『文部科学省後援 ファッションコーディネート色彩能力検定』)
2.「カラーコーディネーター検定試験(R)」
3.「色彩士検定」
4.「ファッション色彩能力検定」
それぞれの特長=違いは?
| ●色彩検定(R) ※1990年開始 受験料:3級 7,000円~ 年間受験者数:約10万人 主催:社団法人全国服飾教育者連合会(A・F・T) |
| 文部科学省後援であるという今までの経緯も寄与して、少なくとも受験者数では最大規模です。年令10代と20代を合計すると全体の80%程度を占めています。
・色彩検定(R):公式サイト
|
| ●カラーコーディネーター検定試験(R) ※1995年開始 受験料:3級 5,100円~ 年間受験者数:約3~4万人 主催:特殊法人東京商工会議所 |
| 東京商工会議所主催ということで、社会人向けの実務的な印象のある検定試験です。
・カラーコーディネーター検定試験(R):公式ページ
|
| ●色彩士検定 ※1997年開始 受験料:3級 5,000円~ 年間受験者数: 1万人以下 主催:NPO法人全国美術デザイン専門学校教育振興会 |
| 主催団体そのものや、上位試験に実技がある点からも伺えるように、より実践的で技術的な印象のある検定です。
・色彩士検定:公式サイト
|
| ●ファッション色彩能力検定試験 ※2006年秋開始予定 受験料:3級 5,000円~ 年間受験者数:データなし 主催:財団法人日本ファッション教育振興協会 |
| 主催団体には各ファッション専門学校からの役員も在籍しています。後発ではありますが、ことファッションビジネスという点においては、ポピュラーな検定となることも予想されます。
・ファッション色彩能力検定:公式ページ
|
※参照:2008年後半からの新しいデジタル色彩検定についての記事(本サイト内)
・デジタル色彩検定
⇒
http://www.pdv.co.jp/mt_blog/archives/2008/09/post_195.html
どれを受験したらいいの?
あなたが企業に属していたり各種の学校に在籍したりしているのでしたら、そこで推奨される規定や資格取得後の優待制度があるかも知れません。確認しておくほうが良いでしょう。
そういった制度がない場合には、上司や同僚、友人に有資格者がいないかどうか探してみましょう。諸先輩から、参考になる話が聴けるのではないでしょうか。
「まず資格ありき」でしたら文部科学省後援で受験者数最大の『色彩検定(R)』、「社会人」なら商工会議所主催『カラーコーディネーター検定試験(R)』、などというのも選択方法のひとつです。
ファッション業界勤務ならば、早々と『ファッション色彩能力検定試験』にチャレンジするのもいいかとおもいます。
どちらにしても、その検定試験で得られるのは、資格ではなくそれらの実質的な知識です。
各々の検定試験には、それぞれ専用のテキストや問題集が用意されています。それらをよく見比べて、自分の取得したい知識や技術が取り上げられているかを確認することも大切でしょう。
極論をいえば、テキストを勉強するだけで受験しなくても、色彩の知識は得られます。
実際にはその上で、実践的な活用の場面でこそ、あなたの個性と実力が発揮されるのですから。
とはいえ、そこに資格があるのなら、やはりきちっと取りたいもの。
これから勉強を始められるあなたに、ささやかながらエールを送ります。
検定試験を受験なさる、あなたの健闘を祈ります!
参考書籍:1 配色見本帖 イメージ別に見つかる配色コレクション

本書の中心は、まず始めに色相環を106の色にチャート番号付けして抽出&簡略化し、次にそれらをキーとなる26のカラーテーマごとに2~3色の配色見本例(カラーテーマ配色数:各59)を列挙したものです。
さらに、色による心理効果やカラートレンドなどについてもしっかりと書かれています。
原書はアメリカの「The Complete Colour Harmony」。著者はティナ・サットン(広告代理店の色彩専門コンサルタント)とブライド・M・フェーラン(ニューヨーク出版デザイナー協会:理事&パーソンズ・スクール・オブ・デザイン:色彩理論講師)という女性二人。
・おすすめポイント
『グラフィックやインテリアやファッション関係のデザイナーから、アーティスト、クラフト職人、フラワーアレンジャーまで、色彩に関心のあるすべての人々のための手引書』という緒言通りの確かな内容です。
・あえて難点
使っているうちに気にならなくなるような気もしますが、翻訳書にときおり散見される、目次部と内容部との一貫性のずれ(使いにくさ)は少々感じられます。
特定の分野に特化されていない、客観性のある配色見本を望む人におすすめ。
参考書籍:2 成功するプロダクトのための カラーリング講座

「かたち」という三次元から発想することが多いであろうプロダクト・デザイン(製品、製造物の意匠)。いわゆる平面、二次元で創作表現するグラフィック・デザインとは、色に対するアプローチが異なってきます。
・おすすめポイント
プロダクト視点の「色:カラー」を、理論的知識から現場への落とし込みまで、的確な例を挙げて説明しています。発想というプロダクトの入り口から、製品化という出口まで、通して理解することのできる内容です。
・あえて難点
総合的に書かれているため、個々のポイントが読み足りない印象もあります。もしかすると、それらはさらなる専門書で読み込んだり、勉強したりするほうが良いのかも知れません。
プロダクト・デザイナーを目指す人だけでなく、モノの色に興味のある人、今までとは違うカラーリングのヒントを得たい人などにおすすめ。
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「検定で得るのは資格でなく実質的な知識 に納得」(2006/7/31)
ファッション色彩能力検定(2006.07.18)
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