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パラッツォ・グラッシ改装開館
新生パラッツォ・グラッシ(グラッシ館)
内装リニュアル:安藤忠雄

※Palazzo Grassi 外観(同館サイトより)
パラッツォ・グラッシ:公式サイト・トップページ(イタリア語、フランス語、英語選択可)
→ http://www.palazzograssi.it/
イタリア:フィアット社からフランス:PPRへ
ヴェネツイアに旅行した折りには、ぜひ訪れたい場所のひとつ「パラッツォ・グラッシ」は、総督宮殿や鐘楼を擁するサン・マルコ区のほぼ西端、大運河:カナル・グランデ沿いに位置する美術館です。
1700年代半ば頃、グラッシ家によって建てられた館は、1978年には美術の展示空間へと衣替えされ、さらに1983年にはフィアット社がオーナー(所有者)となっていました。
そして現在のオーナーは、フランス屈指の流通グループPPR(旧ピノー・プランタン・ルドゥート)会長フランソワ-アンリ・ピノー氏。
グッチ、イヴ・サンローラン、ブシェロン、ボッテガ・ヴェネタ、アレクサンダー・マックィーン、ステラ・マッカートニー、バレンシアガ、プランタン百貨店などのファッション・グループとして有名です。
・PPR:公式サイト(フランス語、英語選択可)
→ http://www.ppr.com/
期待されていたピノー現代美術館
もともとはパリ郊外のルノー工場跡地であるセガン島に建設予定であったピノー現代美術館の計画が中止となったため、同館建設に際しての設計競技(コンペティション)を勝ち取っていた安藤氏が、本件にそのまま起用された模様です。
セガン島の企画は大掛かりなものでしたし、世界的な期待値もさぞ大きなものであったとおもわれます。対してパラッツォ・グラッシは歴史的建築物でもあり、内装でしか氏の見せどころがないのはとても残念なことでしょう。
これからの期待はどこに?
世界遺産にも登録されている人気の高いヴェニスですが、沈みゆく街といわれることのあるアドリア海の女王は、高い物価と狭い土地ならではの社会問題、観光地としての今後など、すべてが明るい材料ではないのも事実でしょう。
そんな折り、30年以上にわたって2,000点以上のモダンアート・コンテンポラリーアートをコレクションしてきたピノー氏が、そのコレクションの公開だけではなく、ヴェネツィアに広く関わることになるのだとしたら、大いに期待したいところです。
なぜなら、ヴェネツィア市は1997年から放置されている税関跡の建物の活用を、コンテンポラリーアートセンターとしてではあれ、氏に協力を打診しているのだそうですから。
パラッツォ・グラッシ:公式サイト
「where are we going? (私たちはどこへいくのか?)展」紹介ページ例(英語)

→ http://www.palazzograssi.it/en/2.html
パラッツォ・グラッシ改装開館(2006.05.16)
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トラックバック時刻: 2006年11月24日 04:21
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