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アンティーク・ウォッチ
女性も好むアンティーク&ヴィンテージ
趣味や嗜好の面で、女性と男性の区別は、より少なくなってきました。
男性向けに売り出され、日焼けの演出のためだった化粧品は、スキンケアに重点が移ってきています。脱毛やエステティックに通うことはしないまでも、気にしている人は多くなっているのではないでしょうか。
アクセサリーでは、貴金属然とした重厚さのない、エレガントなネックレスを特長としたブランドが展開されています。実用的でソフトなイメージを持つトートバッグを使用する男性も、以前より、確実に多く見かけます。
女性のほうは「おやじギャル」という現象に象徴されるように、以前から男性だけのものとおもわれていた世界にどんどんと進出していました。立ち食いそば屋、牛丼屋、赤ちょうちん、競馬場、格闘技。最近の「おひとりさま」ブームに乗って、バーにひとりで立ち寄る女性も増えているとおもわれます。
女人禁制である相撲の土俵にはまだ上がれていないようですが、それも時間の問題でしょう。
しかしそんな女性たちでも、今ひとつ踏み込めていなかった領域があったような気がします。それは男のひそやかな愉しみ、「道具(モノ)へのこだわり」という領分です。
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車、シガー(葉巻き)、ナイフ、腕時計などは精神性を付加され、「こと」として男性のプライドを保ってきました。おもい入れをたっぷりと注入されて、あたかもガレージやガラスケースに飾られるようなアイテム。
しかし、女性にとって「道具」は本質的にツールです。それで何をなすかがポイント。
同じものでも活かし方がまったく違います。
ヴィンテージやアンティークという、ブランドの希少性がより高まるものを、よりパーソナルな自分のストーリーに引き寄せて表現します。
いわば「モノ」に頼って自分を演出するのではなく、それを軽やかに消費してしまうこと。
そんな女性たちはヴィンテージやアンティーク・ウォッチをさらりと身に付け、街を闊歩していくのでしょう。
これからの時代、男性たちも見習ってもいいのではないでしょうか?
アンティーク・ウォッチ(2005.07.10)
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