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琥珀(こはく)
amber 古代樹木の樹脂が化石化したもの。
表面にはツヤがあり、色は黄色系で透明から半透明のものが多く見られる。
【詳細】
地質時代の新生代の前期である第三紀に生息していた松柏類の樹脂(=マツヤニのような物質)が、4千5百万年とも2千万年ともいわれる時を地中で経て化石化したものであるため、一般に鉱物に分類されています。希少な色としては、緑色、青色、赤色、黄色と白色のまだらなどのものがあります。産地はバルト海沿岸のロシア、リトアニア、ポーランド、ドイツなどが多く、ミャンマーやイタリア/シチリア島でも産出されます。比重が軽く、海水に浮きます。
【宝飾品として】
日本では過熱することにより、色調を変化(茶系色を強調)させたり、琥珀内の空気の膨張による破裂でひびのような模様を発生させたりする場合もあります。欧州では、熱処理をしない金色がかった黄色などの「ナチュラルなもの」が好まれる傾向があるようです。
琥珀自体には品質的な違いはほとんどないので、その色、形などのデザイン、盛り込まれた職人の加工技術の質と度合い、などによって価格の高低が生じるといえます。
化石化の際、混入物(インクルージョン)として植物片や種子、昆虫などの小虫が見られることがあり、それらを生かしたデザインもあります。
硬度としては低く、鼈甲と同様に貴石や半貴石と比べても柔らかいため、接触性の傷をつけないように注意しましょう。また、水やぬるま湯は大丈夫ですが、熱湯や化粧品類に含まれる化学成分には弱い性質を持っています。
琥珀(こはく)(2000.04.03)
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